(お酒は20歳になってから。未成年者の飲酒は法律で禁止されています。)
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ピンク・レディはどんなカクテル??作り方や味わい、特徴を説明。

カクテル
(お酒は20歳になってからです。未成年者の飲酒は法律で禁止されています。)

ピンク・レディと聞くとミーとケイの女性2人組ユニットのアイドルを思い出しますよね。(さすがに古いかな?(笑))
実はそのピンク・レディーの名前はカクテルから逆輸入されたものと言われています!!
今回紹介するカクテル「ピンク・レディ」は、ロンドンで行われた舞台にちなんで名づけられたものなんですよ。

かわいらしい名前と見た目とは裏腹に、実はショートのカクテルでまさに強い女性を表している一杯ですよね。女性にはもちろんですが、味も大変おいしいため男性にもお勧めですよ!!
ぜひ作ってみてはいかがですか??

ピンク・レディってどんなカクテル??

「ピンク・レディ」とは「ジンとグレナデンシロップを卵白で包み込んだショートカクテル」です。

誕生した場所はジンを一躍有名にしたイギリスです。1912年のイギリスではミュージカル舞台「ピンク・レディ」が行われていました。その舞台の千秋楽にて、主演女優のヘーゼル・ドーンに捧げられたのが発祥とされています。

日本のアイドルデュオとして一世を風靡したピンク・レディーはこのカクテルから名前を取ってつけられたといわれています。
またこの名前は他にも使われており、オーストラリアで産まれた「クリスプピンク」という品種のリンゴの商標としてピンクレディが使われているんです!!ヨーロッパやアメリカでは「恋人たちのリンゴ」として人気を博しているんですよ。
このようにカクテル名から名前を取ったものは色々あるんですね…!!

材料を少し変えた違うカクテルもあります。
「ブルー・レディ」…グレナデンシロップをブルーキュラソーに変える。
「ホワイト・レディ」…卵白をホワイトキュラソーに変える。

ホワイト・レディは卵白を使わないため、見た目が違いますがどれもおいしいカクテルですよ!!

ピンク・レディの材料

カクテルタイプショート
グラスカクテルグラス
味わい甘酸っぱい(ザクロ)
ピンク
度数20
製法シェイク
材料ジン:45ml
グレナデンシロップ:20ml
レモンジュース:1tsp
卵白:1個分

材料の中で、グレナデンシロップを持っている人は少ないのではないでしょうか?
グレナデンシロップはカクテルの材料だけではなくお菓子の風味・甘み付けや、炭酸で割ってそのまま飲むこともでき、1000円以下で購入できますので「これからカクテルをたくさん作るぞっ!!」という人に限らずぜひお試しで購入してみてほしいです。
ですが、わざわざ買いに行くのが手間だという方はほかのもので代用するのも可能です。

グレナデンシロップの代用としては、ザクロシロップザクロジュースが使えます。そもそもこちらのシロップはノンアルコールの甘味料のため、代用は様々なモノで可能です。
代用にザクロジュースを使う際には少し飲んでみて、甘みが不足している場合は砂糖やガムシロップを一緒に加えてください。

作り方

作り方

①カクテルグラスに砕いた氷を入れ冷やしておく。

②シェイカーにジン・グレナデンシロップ・レモンジュースを加え、軽くステアしておく。次に卵白を加え、シェイカーの8分目まで氷を入れよくシェイクする。(卵白の水っぽさが少なくなり泡立つまで)

③カクテルグラスから氷と解け出た水分を捨てる。シェイカーの中身を注ぐ。

ピンク・レディを作る際には注意するべき点が3点あります。
以下で順次説明していきます!!

  • カクテルグラスはしっかり冷やす。
  • シェイカーで卵白を入れる前に軽くステアする。
  • シェイクはしっかりと!!

カクテルグラスはしっかり冷やす。

普段飲み物を飲む際にはグラスを冷やして使うという方はあまりいないと思いますが、カクテルなどお酒を飲む際には適度に冷やしたグラスを使うことが美味しくお酒を飲むポイントです!!

お茶や水などとお酒の一番の違いはアルコールが入っているかorいないかですよね。
アルコールは水分と違い温度に敏感なため、温度が低い時よりも上がるとアルコール感やにおいが強く出てきます。そのため飲むものによって温度は合わせることが重要です。
今回のピンク・レディは、「使っているお酒はジン」「ショートタイプ」「卵白を使っている」という点からもしっかり冷やして飲むのが良いです!!

冷やす際には氷を入れてステアするか、冷蔵庫・冷凍庫に入れておきましょう!
(冷凍庫に入れる場合は割れる危険性があるため、割れやすいものは注意しましょう。)

シェイカーで卵白を入れる前に軽くステアする。

ピンク・レディを作る際にはお酒などの液体と卵白をシェイカーでシェイクする工程があります。このときに全部を入れてからシェイクしようとすると、初心者の方は全体がうまく混ざらず味にムラが出来てしまいます。
そのため卵白を入れる前に軽く混ぜておくことで、味が全体で均一になります

またステアする際には氷を入れずに、バースプーンで軽くステアすれば十分です。この時に氷を入れてしまうと、卵白を入れた際に一部の氷に卵白が付いてしまい上手く混ざらない可能性があります。

シェイクはしっかりと!!

材料に卵白が入っているカクテルは以下にシェイクをしっかりできるかが完成度に直結します!!
卵白の特徴と言えば、味はなくデロっとしているイメージですよね。シェイクをすることで所謂メレンゲのような状態となり、クリーミーな舌触りになります。

シェイクがうまくいかず、デロっとした状態でカクテルの中に残ってしまうと口当たりもよくなくなってしまいますし、味のない生臭い部分が出来てしまいます。
そのような状態を防ぐためにシェイクの際には卵白を泡立てるようにしっかりと空気を含ませることをイメージしながらしっかりとシェイクしましょう!!

しっかりと混ざったか判断するポイントとしては
「中身の動きが鈍くなった」「氷と液体のぶつかる音がしなくなった」この2点を判断基準とすると分かりやすいと思います。
ただし注意する点として、逆にシェイクし過ぎてしまうと氷からの水分で泡が溶けてしまいクリーミーな仕上がりにならなくなってしまうため気を付けてください!!
最初のうちはもう大丈夫だろうという時点からもう4~5回シェイクすると良いと思います!!

味わい

ジンのボタニカルの複雑でスッキリとした香りにグレナデンシロップのザクロの甘さが加えられたカクテルです。ボタニカルの野性味とザクロの甘さが合わさり深みのある味わいとなっています。
ザクロのシロップと言っても少しの酸味を持つためレモンジュースを入れることで別々の味にならず、ジンとマッチし一体感ができます。

卵白を入れることで全体がまろやかになり度数は少し高めですが刺激は控えめになるため飲みやすいカクテルです。

(お酒は節度を持って適度に楽しみましょう!)

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