(お酒は20歳になってから。未成年者の飲酒は法律で禁止されています。)
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メアリーピックフォードってどんなカクテル?作り方や材料、特徴も説明!!

カクテル
(お酒は20歳になってからです。未成年者の飲酒は法律で禁止されています。)

メアリーピックフォードとは「ラム酒とマラスキーノをパイナップルジュースで割り、グレナデンシロップで甘みを加えたカクテル」となります!!

「そこそこカクテル飲んでるし、知ってるよ~」といった人でも今回のカクテルは知らない人が多いのではないでしょうか??私自身も調べてこのようなカクテルがあることを初めて知りました……。
メアリービックフォードと聞くと、一昔前のカナダの女優を思い浮かべる人の方が多いのではと思ったりもしますが、彼女を知らないという人でも「失敗とは転ぶことではなく、転んだまま起き上がらないことです。」という言葉は聞いたことがある人もいますかね?
それだけ有名だった女優の方なんです。

今回紹介するカクテルはそんな大女優メアリーピックフォードの名前を冠した、見た目にも味わいでも可愛らしい一杯です。
ぜひ彼女とバーに行った際にはおススメしてあげてください!!

メアリーピックフォードってどんなカクテル???

メアリーピックフォードを一言で表すと
「ラム酒とマラスキーノをパイナップルジュースで割り、グレナデンシロップで甘みを加えたカクテル」となります!!
味は甘めですがアルコール度数は高めなので注意してくださいね!

誕生したのは1900年代のキューバです。1900年代といえばアメリカ合衆国に禁酒法が存在した時代ですね。そんな中でもお酒を飲みたい人々は国外へ飛び出し様々なカクテルを誕生させました。(ラム酒の発展にはキューバの歴史を語らずには話せませんがここではいったん置いておきましょう)キューバは今でもラム酒の本場と言われますが、当時もラム酒と言えば多くはキューバなどが有名な産地でした。詳細な誕生秘話は見つかりませんでしたが、そんなキューバの首都ハバナのホテルにてこのカクテル「メアリーピックフォード」が生まれたといわれています。

カクテル言葉は「羨望」。まさに大女優のカクテルですね。

メアリーピックフォードは甘いながらもしっかりとしたアルコールを感じるカクテルです。そんなカクテルに名を冠された、女優メアリーピックフォードは当時の人々にどのような眼差しを受けていたのか……、そんなことを考えながら楽しむのも良いかもしれませんね!(笑)

どんな材料で作るの???

カクテルタイプショート
グラスカクテルグラス
味わい甘い(ザクロ+パイン)
度数25
赤~ピンク
製法シェイク
材料ホワイト・ラム:30ml
マラスキーノ:1dash
グレナデンシロップ:1tsp
パイナップルジュース:30ml
マラスキーノチェリー:お好み

材料としてはマラスキーノとグレナデンシロップが自作する際の1つ障壁になるかと思います。
マラスキーノとはサクランボを原料としたリキュール。
グレナデンシロップはザクロの甘いシロップ。

どちらも普段から家にあるといったものではないと思います。

ですが、マラスキーノは2000円程度でamazonなどネットで購入できるので意外と簡単に手に入れることが出来ますし、グレナデンシロップについても1000円ちょっと位の値段のため購入自体のハードルは低めです。
1番の問題は使いきれるかという点ですが、マラスキーノはサクランボのリキュールということで度数は25度程度です。飲んでみた感じでは単純に炭酸飲料で割ってもおいしく飲めたのでお酒を普段飲む方であれば1度買ってみても損はしないと思います。グレナデンシロップは、アルコールの入っていない甘味料のためお菓子作りや同じように炭酸で割っておいしく飲むことが出来ます。

どうやって作るの???

作り方

①カクテルグラスに氷を入れ軽くステアし、グラスを冷やしておく。(中の氷はグラスを使う直前に取り出し水もしっかり切りましょう)

②シェイカーに材料をすべて入れ軽くステアする。氷を8分目ほどに入れしっかりシェイクをする。

③カクテルグラスに注ぎ、お好みでマラスキーノチェリーやパインカットを添える。

メアリーピックフォードは製法がシェイクのため、初心者の方や普段家でカクテルを作らない人にとっては難易度が高いカクテルかもしれません。
ですがシェイクが出来るようになれば作れるカクテルの幅が一気に広がりますのでぜひチャレンジしてみてくださいね!!

作る上でのポイントをまとめましたので簡単に説明していきます!!

①グラスはしっかり冷やす

②シェイクでは中身の動きを感じて

③グラスの容量は確認しておく

①グラスはしっかり冷やす

カクテルを作る際に共通して重要になってくるポイントとしてグラスに関する事があります。
グラスをきれいに洗っておくことは前提として、冷たいカクテルに関してはグラス自体を冷やす必要があります。これはグラスの温度でカクテルの温度が上がってしまうのを防ぐためです。

メリットとしては
「おいしく感じる」「長く飲むことが出来る」「炭酸が抜けにくくなる」などあります。

冷やす方法は2つあり
①「氷を入れステアする」
メリットとしては「準備していなくても使いたいときに冷やして使うことが出来る」、「氷とグラスさえあればどこでも冷やすことが出来る」という点。
デメリットとしては「氷を消費してしまう」、「慣れないと難しい」、「グラスの大きさにちょうどいい氷が必要になる」という点。
②「冷蔵庫・冷凍庫に入れておく」
メリットとしては「あらかじめ冷やしておけばすぐに使える」、「氷を消費しない」、「わざわざグラスに合わせた氷を作る必要が無い」という点。
デメリットとしては「準備と時間が必要」、「場所を取る」、「薄いグラスは割れる可能性がある」という点。

私としては①「氷を入れステアする」方法をおススメします。
友人宅などの自宅以外の場所でも簡単にグラスを冷やすことが出来るので利便性を考えるとこちらの方が良いと思います。

②シェイクでは中身の動きを感じて

バーによく行く方やお酒系のユーチューブをよくご覧になる方は、シェイクをしているシーンを一度は目にしたことがあると思います。
見ているだけでは「なんだ振って混ぜているだけじゃないの」と感じてしまうこともあるかもしれませんが、実際にやってみると意外と難しいと感じると思います。いかにスマートにシェイクするかもバーテンダーとしては重要な部分ですので、初心者の方が初めてシェイカーを振って難しいと感じることは当然と言えば当然ですね。(笑)

シェイクのコツを文章だけで伝えることはなかなか難しく、長ったらしい文章になってしまうので一言でまとめます。
上手くシェイクするには「シェイカーの中身を感じる事」の1点だけです!!

シェイクを始めた瞬間は液体と氷だけのためスイスイ動かせると思います、そこでさらにシェイクしていくとだんだんと空気が混じり、振るのが重くなってくる感覚が感じれるとも思います。そこを一つの基準としてさらにシェイクするのか、それとも終わりにするのか調節をしてみると初心者の方でも上達が早くなると思いますよ!!

③グラスの容量は確認しておく

初心者の方や、初めて買ったグラスでカクテルを作る際に注意するべき点としてグラスの容量の確認があります。

ネットに書かれているカクテルの分量は1つの基準であり、その分量でなければいけないということではありません。そのためカクテルを作る際には使うグラスの容量を大体でいいので測っておき、それに合わせて分量を自分で調整する必要があります。

また特にカクテルグラスを使うカクテルに言えますが、度数を強くしたいからとお酒の分量を増やしてもほかで調節をしないとグラスからあふれてしまいます。作っても飲めなくては元も子もないですからね!(笑)

どんな味わいなの???

第一印象はザクロとサクランボの香りと甘みが口に広がります。次第にパイナップルジュースの甘みと少しの酸味が表れてきて一つ味に締まりを見せてくれます。しかし口に残った甘みは余韻が長くそこにあり続けます。
口に残った甘みはフルーツ系の甘みからだんだんとラム酒の甘みに変わっていき、最後はスッキリとしたすがすがしい甘みが残っているでしょう。

香りとしてもフルーツ系が強く、表立ってラム酒の香りが立つとは言えません。しかしラム酒が後ろから支えていることで香りに複雑さが出て、アルコールのおかげで香りに膨らみが出ると私は感じます。

度数は高いですがアルコール度数の数字から想像するよりもアルコール感は少なく、フルーツ系の甘みで飲みやすいため男女ともにおススメしたい一杯です。
特にパイナップルとザクロの味ということで「8月の暑さの残る夜、だけどまだまだ夜はこれからだ」という時にグッと行きたいですね!!

(お酒は節度を持って適度に楽しみましょう!)
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