(お酒は20歳になってから。未成年者の飲酒は法律で禁止されています。)
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フレンチ75の作り方や材料、特徴を説明。

カクテル
(お酒は20歳になってからです。未成年者の飲酒は法律で禁止されています。)

初めて「フレンチ75」と聞いたときは何のことやら、ましてやカクテルの名前とはわからないと思います。ですがそれこそオシャレなカクテル名って感じがしますよね。(笑)

フレンチ75はジンを使ったカクテルですが、割り材にシャンパンを使っているため普段も楽しむのはもちろん、祝いの場にも適しています。パーティーを開いたり、何かお祝い事の際にシャンパンを使ってアレンジレシピに迷ったらぜひともチャレンジしてほしいです!!
これを機にカクテルのレパートリーを増やしていきましょう!!!

フレンチ75ってどんなカクテル??

フレンチ75とは「ジンとシャンパンを使ったロングカクテル」です。

フレンチと聞くとフランス料理を想像してしまう方もたくさんいるのではないでしょうか??
フレンチ75が誕生したのは第1次世界大戦時のフランスはパリのハリーズ・ニューヨークバーで誕生したといわれています。

第一次世界大戦で使われた武器の中で、1890年代にフランスが開発したM1897野砲というものがありました。当時使われていた大砲としては画期的なもので、同じくアメリカやポーランドなどの諸外国も使用していたほどです。
フレンチ75はフランスが開発したM1897野砲に戦勝を祈願したときに名付けられたカクテルなんですね。ちなみに75は大砲の口径が75㎜だったことに由来しています。

名前の類似したカクテルは他に多くあり、
「フレンチ68」
…ジンの代わりにカルヴァドスを使う。(カルヴァドスとは特定地域のアップル・ブランデーです。)
「フレンチ95」
…ジンの代わりにバーボンウイスキーを使う。
「フレンチ125」
…ジンの代わりにブランデーを使う。
「フレンチ76」
…ジンの代わりにウォッカを使う。
「フレンチ25」
…ジンの代わりにゴールドテキーラを使う。

などなど様々な種類があり、それぞれ本当に存在する口径なのだそうですよ。

フレンチ75の材料

カクテルタイプロング
グラスフルートグラス
味わい甘辛い
透明
度数15
製法シェイク
材料ジン:45ml
レモンジュース:15ml
砂糖:1tsp
シャンパン:適量

材料としてはシャンパンを普段から自宅においているという方はあまり見かけないので、そこを抑えてしまえば意外と手軽に作れるカクテルです。
使用するシャンパンはお好みで選んでいただければよいと思いますが、個人的にはジンのスッキリとしたフルーティーさと特有の香りに合わせるには甘口のシャンパンを使うのがおすすめです。選ぶ際のポイントとしてはアペリティフの際のシャンパンと同じイメージではなく、ロングカクテルとして飲むことを想像して選ぶことが大切ですよ!!

レモンジュースに関しては市販のものを使う場合は砂糖を入れなくても良いと思います。ただし、おススメしているレモンジュースは搾りたてのもののため、材料には砂糖の記載を入れさせていただいています。

使用するグラスに関して、シャンパンを使っている問うことからフルートグラスを使っています。ただご自宅にシャンパンを飲むためのグラスを置いているという方はなかなか見ないため、タンブラーやコリンズグラスを使っても全然良いと思いますよ。

作り方

作り方

①フルートグラスに氷を入れグラスを冷やしておく。

②シェイカージン・レモンジュース・砂糖を入れ、氷を8分目まで入れてシェイクする。

③グラスから氷と解け出た水分を捨て、シェイカーから注ぎ入れる。

④シャンパンを注ぎ入れる。

今回のカクテルは完成時に氷を入れないため、シェイクの時にしっかりとカクテルが冷えるようにすることと、フルートグラスを事前にしっかりと冷やしておくことが重要になります。

フルートグラスは形が通常のグラスとは少し異なるため、ステアするには少しコツがいります。そのため下にフレンチ75を作る際のポイントと説明をまとめておきます。

  • フルートグラスはしっかり冷やしておく。
  • シェイクが美味しさの肝!!
  • シャンパンを注ぐ際には注意。

フルートグラスはしっかり冷やしておく。

フルートグラスは口元から下に進むにつれてすぼまっている形になっています。そのため通常の氷は入れにくく、ステアの際もグラスに当たって回しにくいです。
そのためフルートグラスを冷やすには冷蔵庫・冷凍庫に入れ冷やしておくことをおススメします。比較的細身のグラスのため場所を取り過ぎずに入れておけるかと思います。

ですが、やっぱりステアして冷やしたいという方に向けてコツを説明します!!

自身で行う場合のコツ
1.氷は砕いて小さくしておく。
2.バースプーンの先端を下のカーブしている所にあて、手を動かす意識。

この2点に気を付ければうまくステアすることが出来ると思いますよ!!
氷はコンビニのアイスコーナーで売られているクラッシュアイス程度の大きさであれば下の部分も十分冷やすことが出来ます。氷が直接当たらなくても、近くの空気が冷やされればしっかりと冷えてくれます。
ステアの仕方ですが、普段のグラスであれば手を動かすというよりも指先で操るといった方が表現としてあっていると思います。ですが今回の場合は、グラスの中に入れたバースプーンの先端を指先で操りながら、自身の手も軽く回しましょう。グラスの口元に合わせて動かす意識で行うと上部の氷に当たって回しにくいということもなくなると思います!!

シェイクが美味しさの肝!!

フレンチ75は割り材にシャンパンを使うという性質上、完成時にグラスに氷を入れません。
そのためシェイクした時点でカクテルの冷たさが決まるといっても過言ではありません。シェイクは材料を混ぜ合わせるという役割に加え、材料を冷やすという役割も担っています。

しっかりとシェイクで来た時にはシェイカーに霜が付くため、わかりやすいと思います。

ただし単純に振り回すのではなく、氷を割らないように…空気を含ませるように…等と考えることが多いため、これは練習あるのみです!!

シャンパンを注ぐ際には注意。

シャンパンはご存じの通り炭酸が入っています。また純粋な炭酸水よりも注いだ時に泡立ちやすいため、丁寧に注いであげないと泡が立ちすぎてあまり注げなかったなんてことになってしまいます。シャンパンの泡は持続性が強く、きめも細かいためすぐには落ち着きません。
お客さんに出すときに泡がたっちゃったから少し待ってくださいなんて言いたくないですよね!?

そのためシャンパンはグラスの側面をたどらせるように、ゆっくりと注いであげましょう。
すべて入れ終わったらバースプーンを中で1回転させれば十分に混ざりますので、混ぜ過ぎないようにしましょう。

味わい

ジンが使われているためボタニカルの香りと苦味が強いと思われますが、レモンジュースで苦味がカバーされているため想像するよりもジンの苦味は気にならず香りが立ちます。

割り材にはシャンパンを使うため、自分の好みに合ったシャンパンを使うことでお好きな味に変えることが出来ます。
おススメとしては甘めのシャンパンを使うことで飲み口の優しいフレンチ75になります。

シャンパンは炭酸がほかの割り材よりも優しいため、強い炭酸が苦手な方にもお勧めできる一杯です。

(お酒は節度を持って適度に楽しみましょう!)

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