(お酒は20歳になってから。未成年者の飲酒は法律で禁止されています。)
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ラムトニックってどんなカクテル??作り方や材料、特徴も説明!!

カクテル
(お酒は20歳になってからです。未成年者の飲酒は法律で禁止されています。)

ラムトニックを一言で説明すると「ラム酒をトニックウォーターで割ったカクテル」です!!

お酒やカクテルに興味がある人も興味が無い人も「トニック」という言葉は1度は聞いたことがあるのではないでしょうか??
カクテルの名前の付け方にはいろいろな方法があり、発祥の地や発明した人の名前からとったものもあれば、大学の名前や都市の名前から取るものと様々です。その中でも材料の名前から名づけるカクテルもあり、今回のカクテル「ラムトニック」もその1つです。

1度覚えてしまえば、忘れない・忘れても簡単に思い出せる非常にシンプルなカクテルとなっているためぜひ覚えていってください!!

ラムトニックってどんなカクテルなの??

ラムトニックとは「ラム酒をトニックウォーターで割ったカクテル」です。(一番上にも書いてありましたね(笑))
すごく簡単に説明してしまえばこれだけですが、あまりお酒を飲まない人にとってはあまり想像がつきにくいですよね?なので1つずつ簡単に説明していきたいと思います!

ラム酒ってなに?

そもそもラム酒とはスピリッツと呼ばれる蒸留酒に分類されます。
世界的に有名なスピリッツは「ジン」「ウォッカ」「ラム」「テキーラ」であり、まとめて4大スピリッツと呼ばれます。本来スピリッツはウイスキーや焼酎など蒸留酒全般を指しますが、現在ではスピリッツというとこの4つを指します。

ラム酒の原料はサトウキビです。サトウキビから砂糖を作る際に出る廃糖蜜をアルコール発酵し生成しています。
そのためラム酒にはサトウキビ由来の香りや味が残っています。また原料がサトウキビのため他のスピリッツよりも甘みが強く残ります。

ラム酒には色々な分類が存在しますが、色と熟成年数がもっともわかりやすく知識として使いやすいため今回は色と熟成年数での分類を紹介します。
①「ホワイト・ラム」:樽熟成をしていないorステンレスタンクで熟成されるもの。無色透明。
②「ゴールド・ラム」:樽熟成をしているもの。およそ3年未満。黄金色。
③「ダーク・ラム」:樽熟成をしている物。およそ3年以上。暗褐色。
味わいとしては①→②→③と味が強くなっていきます。そのためカクテルなどでは①が、ロックなどでは②、③がよく使用されます。

使用用途に関してはカクテルに使ったりそのまま飲むこともできます。お菓子作りの際に甘み付けや風味づけに用いることもできます。またラムレーズンなどでも使用されています。

トニックウォーターってなに?

トニックウォーターは清涼飲料水の1つで炭酸飲料です。飲んだことのある人が多いと思いますよ。

炭酸水に香草や柑橘類の味をつけ、甘く飲みやすくしたものです。
(味の想像としては「オランジーナ」の味がもっとも似ていると思います!!)

どんな材料を使うの??

カクテルタイプロング
カクテルグラスタンブラー
味わい甘い
透明~薄黄色
度数10
製法ビルド
材料ホワイト・ラム:45ml
トニックウォーター:適量(およそ100ml)

ラムトニックの材料はホワイト・ラムとトニックウォーターの2つだけなので非常に簡単です。
トニックウォーターを常備しているという方はあまりいないと思いますが、近くのスーパーやコンビニに行けばいつでも購入できるので思い立ったらすぐに作ることが出来ます。

ラム酒に関してはホワイト・ラムと記載していますが、理由としてはトニックウォーターの味が強いためそこまで高いラム酒を使う必要はないと感じるためです。また、熟成されたラム酒は甘みが強くなるため少し甘すぎると感じるためです。ですがお気に入りのラム酒がある人などは使ってみてもおいしくできると思いますよ!!

どうやって作るの??

作り方

①タンブラーに氷を入れ軽くステアし、冷やす。解け出た水分は捨てておく。

②ホワイト・ラムをいれステアし冷やす。

③トニックウォーターを適量注き、1回ステアする。

ラムトニックは製法がビルドのためグラス1つで簡単に作れるカクテルです。初心者の方でも簡単に作れるものなので初めてカクテルを作ってみる方も気軽に挑戦してみてください!!
(ビルドとは飲むときに使うグラスの中で直接カクテルを作る製法です。)

ポイントとしては2つだけです。下で説明しますね!

①使うものはしっかり冷やす

②トニックウォーターを入れた後はステアしすぎない

①使うものはしっかり冷やす

ラムトニックは冷たいカクテルの1つです。そのためしっかり冷たい状態で飲むのが美味しく飲む秘訣です。さらに割り材に炭酸水を使っているため、ぬるいと炭酸が抜けやすくなってしまいます。

冷やすものとしては「タンブラー」「トニックウォーター」に2つをしっかり冷やしておきましょう。ラム酒に関してはビンが大きいため冷やしにくいのと、他のカクテルを作るときに温める場合があるため冷やしておく必要はあまりないです。
トニックウォーターは冷蔵庫にでも入れて冷やしましょう。

タンブラーを冷やす方法は2つあります。
①「氷を入れステアする」
メリットとしては「準備していなくても使いたいときに冷やして使うことが出来る」、「氷とグラスさえあればどこでも冷やすことが出来る」という点。
デメリットとしては「氷を消費してしまう」、「慣れないと難しい」、「グラスの大きさにちょうどいい氷が必要になる」という点。
②「冷蔵庫・冷凍庫に入れておく」
メリットとしては「あらかじめ冷やしておけばすぐに使える」、「氷を消費しない」、「わざわざグラスに合わせた氷を作る必要が無い」という点。
デメリットとしては「準備と時間が必要」、「場所を取る」、「薄いグラスは割れる可能性がある」という点。

個人的には汎用性の高さから言っても①「氷を入れステアする」方法をおススメします。
友人の家など出先で冷えたグラスが無い時でも使えるという非常に大きいメリットもありますしね!!

ラム酒は冷やしていませんが、「作り方②」においてしっかりとステアすることで温度を下げることが出来ます。そのため「作り方②」ではしっかりとステアしましょう。目安としては20~30回くらいで十分冷えると思います。

②トニックウォーターを入れた後はステアしすぎない

先ほども記載した通りラムトニックは割り材に炭酸を使用しています。
そのためトニックウォーターを入れた後にかき混ぜすぎてしまうと炭酸が抜けてしまいおいしさも半減してしまいます。

炭酸ガスの圧力である程度は勝手に混ざってくれているため、トニックウォーターを入れた後は1回2回ゆっくりとステアするか、氷を上下させる程度で十分です。

どんな味わいなの??

第一印象はトニックウォーターの柑橘系の甘みと香りが強いです。そのあとに香草や柑橘の皮を感じさせる苦味が追いかけてきそうになりますが、しっかりとラム酒の甘みや香りが口に広がり爽やかな飲み口にしてくれます。
特にラム酒の鼻に抜ける香りとトニックウォーターの香りが混ざり合うことで複雑さが増し、しっかりとした余韻を感じさせてくれますが決してくどくありません。

後味としては口の中にトニックウォーターの柑橘系の味が、香りとしてはラム酒の爽やかな香りが残りスッキリとしたカクテルとなっています。

ラム酒をトニックウォーターで割っているだけなので、割合を調節してぜひご自身の好みの味わいを見つけてみてください!!

(お酒は節度を持って適度に楽しみましょう!)
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